トレーニングジムの協働生活
Idea:
電気を使わなくなると人はどうやって現代の生活を維持できるか。昔人が群居したのは、生活にその必要があったからです、家事の分担やら、それぞれの役割を果たして生活を成立させていたんです。電力を得て、それに伴った発明は人間のアビリティを拡張し、生活を維持することは一人で行えるようになった。例えば服が汚れったら洗濯機にいれて、時間が経つと勝手に完成していた、昔のように時間を潰た洗濯は全く必要ない。電気を使わなくなると、日常生活を維持するための、”生きる”ための行動がどうしても増やしてしまう。そんな昔のような群居生活に戻るのではなくて。一人ひとりが自分の生活を過ごしていると自然に他人を繋がるような、そんな新しい形のコーリビングを提案したい。電気を使わなくなると、人間の”生きる”為のコミュニティにどんな可能性があるかを試してみたい。
こで私たちが提案したのはトレーニングジムを通う人を集めたコーリビングです。このコーリビングハウス都会にいるものだと想定する、住民もみんな都会の生活習慣を持つ者たちとします。そのコーリビングは生活の基盤、”生きる”そのものをシェアし合います。コーリビングハウスの中にはいろんなトレーニング装置が設置され、それぞれが運動で生んだ動力を伝導し、そのコーリビングハウスのユーティリティを動かします。たとえばジムバイクをやって行くと、中庭にある扇風機が連動して動き出して、風を引き込んで、気流を生む。ランニングマシンを使っていると、洗濯機に水を運ばせる。一人の住人の行動が自然と他人の生活へとさりげなく繋がる。
生存をシェアするというのは大げさを感じるのだが、実際に住民はみんな、自分の趣味でジムをやっているうちに、自然と自分や他の人の生活の役にたつし、不可欠なものになり、織り込んでいく。そのさりげなさと”生きる”為の必要性に絶妙なバランスがいて、つながりの強いコミュニティを形成します。
Team Members:
Lam Ho Wang Owen
Collaboration:
Nam Wu @ Point Cloud